こんにちは、kin'ironotsukiです。
心の弱い部分を直したい。人として成長したいと思っています。
そうするために力を貸してくれそうな本を探してみたりします。
最近読んだのが、「折れない心つくる」をつくる『菜根譚』の知恵 という本です。
著者は皆木和義氏。
中国古典の菜根譚を基にした本です。
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「折れない心」をつくる『菜根譚』の知恵 仕事、人間関係……人生を支えてくれる、至高の中国古典 (知的生きかた文庫) [ 皆木 和義 ] 価格:660円 |
パソコンで「菜根譚」と入力すると、「菜根譚」と変換されるんです。驚くことはない。古典なので知らないのが知識不足ってことなのですよね。
内容は、「人とはこうあれ」的な、聞き覚えのあることが多い印象。それでも読む価値がありました。聞き覚えがあっても、実行できていないことだらけなので。
活字で触れたことで、少しでも自分に取り入れられるチャンスをもらった感じです。
時々この手の本を読みたくなるんですよね。
本の中で、一番印象的な話が、仏教説話で、「地獄と極楽の違いの教え」というもの。有名な話らしいのですが、これまた本を読むまで知りませんでした。
話の内容は、ある人が地獄を見に行ったら、食事中だった。ごちそうがたくさん並んでいるが、2メートルくらいの箸で食べなければならず、我先に食べようとする人たちはうまく食べられず、イライラしてやせこけている。
一方、次に行った天国でも、長い箸で同じように御馳走の食事中。でも、天国ではみんな和やか笑顔が絶えず、健康そう。なぜならば、天国では、自分で食べるのではなく、向かいの人に「あなたからお先にどうぞ」と譲り合いながら楽しく食事ができていたのです。
これは考えさせられる話でした。
他の内容は、著者が出会ったすごい人の話がかなりの部分をしめます。人の話で本って書けるのね、と思う反面、すごい人と出会う生き方をしている著者もやっぱりすごい人だから、本が出せる。(人とのつながりの大切さももちろん書かれていいます)
最後までお読みいただきありがとうございました。