おすすめの本:温かな気持ちになれて泣ける
今日は、kin'ironotsukiです。
私は、新聞に掲載される小説をほぼ読みます。ほぼというのは、あまり好みではなく数回で読むのをやめてしまうことも、たまにあるからです。
そんな新聞小説の中で、私が思わず、気に入った回を切り取ったほどお気に入りものがあります。
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タイトルをはじめて見た時は、コメディっぽい感じかなと思ったのですが、主人公の女性の生きている世界は遠い世界なのに、不思議と近くに感じられる小説でした。
ばななさんの、優しい言葉で、切なくなったり、温かな気持ちになったり。朝から泣いてしまうこともありました。早く読みたくて夜まで待てないんですよね。泣くこと自体はストレス解消にもいいので良いことなんですが。
最後に、私を一番泣かせた一節を紹介します。
「ひとりの大切な、将来を共にすると思っていた人を失ったけれど、そのおかげで自分がどれだけ周りの人に思われているかわかったというわけだ。
あいた隙間には必ずなにかがこうして入ってくる。
いつだってそうだ。悪いことの半分はいいことでできている。見つけることができるかどうかだけだ。」
最後までお読みいただきありがとうございました。